37歳女性。キプロスのリマソルにあるイングリッシュインサイプラスに5週間の短期留学でホームステイ滞在し、その後アイルランドへ移動。
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トロードス地方の村巡りツアー |
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アヤナパツアー |
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リマソルの海辺 |
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ミニチーズパイとホウレン草パイ |
37歳、女性、プログラマー
・English in Cyprus(English learning center) __7/26〜8/30(5週間)
・ATC Language school in bray __8/30〜10/4(5週間)
飛行機代__12万円(日本〜キプロス往復) + 8.5万円(キプロス〜アイルランド往復)
学校(20Hコース+ホストファミリー)__23.5万円(※)
おこづかい(ツアー代、おみやげ含む)__8.5万円(※)
※…125円にて計算
留学説明会でニチアイさんからキプロスの話を聞き、興味を持ちました。2か国に分断されている(ギリシャ系とトルコ系)という複雑な国ですが治安の問題はなく、マルタと似た雰囲気です、との事で後日自分でも調べてみました。遺跡も猫も好きだし、ギリシャ料理もトルコ料理も食べてみたかったのでキプロス留学してみようと決めました。
ユーロ圏ではありますがシェンゲン加盟国ではないので、ビザなしでキプロスに90日滞在後、シェンゲン圏にも最大90日旅行できますし、以前のマルタと同様、穴場で日本人が少ないと聞いたのも決め手の一つでした。
語学学校の選択肢はほぼなく、ニチアイさんにおススメされた学校を選びました。
●学校
学校の場所は内陸部で回りは特に面白いものはありませんでしたが、歩いて10分ほどでパフォス行きなど都市間に行くバスの停留所があったのは便利でした。
留学生用の受付があり、受付の方がとても親切で、色々な相談に乗ってくれました。
教室にはアルコール消毒液がそれぞれ置いてあり、一つの机は一人で使います。授業中はクーラー+扇風機ですが、休憩中や授業後〜授業前は窓を開けての換気していました。紙を配る際も先生が消毒&手袋をはめ、生徒は受取らず机に落ちるのを待って紙の受取をするなのどコロナ対策をしていました。また休憩時間もクラスによって時間がずれていました。
私は最初の週は適正レベルのクラスが一杯で大分上のレベルに入れられ大変でしたが次週からは自分に合ったクラスに入れてくれました。教室が満杯でなければ、初日受けてみて合わない場合、すぐ他のクラスを試せて移動することが可能のようです。
地下に売店・カフェテリアがあり、クラスメイトや先生と話しました。私はよくキプロスコーヒーを買って飲んでいました。キプロスコーヒーはトルココーヒーと同じく、最後に残った粉の形で占いができます。飲んだ後に先生やほかの生徒と何が見えるか話したりして会話のきっかけになりました。
アクティビティは最初のオリエンテーションツアー(街歩き)と、毎週木曜のカンバセーションクラブのみ行われていました。(コロナ前だと毎日アクティビティがあり、日帰り旅行のアクティビティもあったようです)
カンバセーションクラブではゲームをしたり、その日のテーマに沿った会話をするのですが、先生・場所・時間は毎回違ってカフェか、生徒が泊まっているホテルのラウンジ・プール横等で行われました。
また、学校主体のツアーはありませんでしたが旅行会社のツアーは紹介・申込みしてくれ参加することができました。アヤナパ、トロードス地方の村、ブルーラグーンなどに行けます。
生徒は、学校の先生のためのプログラムで来ているフランス・ポーランド・チェコの教師が多かったですが、リトアニア・ベトナム・韓国・イスラエル・ロシア・オランダからと国籍は様々でした。日本人も1人いました。
●ホームステイ先
ホストマザーは21歳まで家族とロンドンに住んでいたキプロス人で、彼女と猫2匹、キプロスで働いているポーランド人のハウスメイトがいるステイ先でした。彼女の子供たちはもう成人して家を離れていましたが、近くに住んでいてよく遊びに来ます。
マザーは以前にも日本人を3名受入れており日本人の性格をよく分かっていました。クリアな発音でゆっくりと簡単な文書で話してくれるので、とても聞き取り易かったです。
バスルームはハウスメイトとの共用で、最初に消耗品(トイレットペーパー・洗剤・シャンプー類)は自分で買わなくてはなりませんでしたが、門限なし、洗濯・シャワーのタイミングは自由、キッチンの使用も自由、友達も呼んでいい、とハウスルールは厳しくないしシェアハウスの感覚で私には合っていました。海まで徒歩8分、徒歩圏内にスーパーや24時間営業のキオスク(コンビニ)とサンフレッシュ(カフェ兼コンビニ)がたくさんあり便利な場所でした。
●キプロスでの生活
キプロスに到着して1週間はマスク着用は、バスに乗る時と学校内だけだったのですが、バカンスシーズンでコロナ感染者が増えてきたので、その後屋内でのマスク必須に変わりました。
キプロスの人は親切で、カフェやバー、小さなお店に入ると「Can I help you?」と掃除中でもわざわざ声をかけてくれました。
ランチはスーパーやサンフレッシュで、パンやキプロスの伝統的なお菓子、果物を買ったり、アラブレストランやカフェでケバブ食べたりしていました。パンは0.9ユーロ〜、サンドイッチは2.5ユーロ〜、ケバブは5ユーロほどです。水は500mlで0.5ユーロ、10lで2ユーロほどで、大型スーパーだともう少し安かったです。
キプロスは寿司レストランが多くあり、一度友達とランチに行きました。やはり日本よりは値段は高かったですが味は意外に美味しかったです。
キプロスの7,8月の気温は日本と同じで30度越えでした。湿気は日本よりましですが、日差しは強いです。電気代が高いようでエアコンはリビングでしか使えませんでしたが、夜は涼しい風が入ってくるので基本的に問題なく寝れましたが、1,2回扇風機を回していても寝苦しい日がありました。
通学にバスを使用していましたが、普通のバス以外にフロントガラスにルート番号を貼っただけのミニバスも多く運用されています。バスだとブザー押せばいいですが、ミニバスだと運転手に次で降りると伝えるか、降車口の前に立つと止まってくれるのでそうして降りていました。
無理をして体力消耗し、風邪や新型コロナに感染するのが怖かったので、家でゆっくりする時間を取り体調見ながら過ごしていました。
友達とパフォス、ニコシア、ラルナカに行ったり、学校から紹介された旅行会社のツアーでトロードス地方の村巡りツアー、アヤナパツアーに行ったりしました。
ホストファミリーとも一緒にビーチに泳ぎに行ったり、祝日に家族で集まる時に一緒に連れて行ってくれバーベキューをしました。バーベキューの後、夕日を見ながら話したり、外の芝生に布団を敷いて星空を眺めたりしました。ペルセウス座流星群の見ごろからは数日後でしたが、流れ星も見ることができ楽しい思い出になりました。
●困ったこと
特にありませんが強いて言えば、ギリシャ語が主なのでホストマザーが家族や友達と話しているとき、レストランでの周りの会話はギリシャ語が多かったので英語100パーセントの環境ではなかったことです。
●良かったこと
食べ物がおいしかったこと!
チーズパイだけでもギリシャチーズパイ、キプロスチーズパイ、トルコチーズパイと種類があり食べ比べできました(素材は同じだけどパンの種類が違う。私はギリシャチーズパイが好みでした)。小さいサイズだと量り売りで0.5ユーロ〜くらいです。チーズパイ、ホウレン草パイ、オリーブパン、伝統的なお菓子も量り売りなのでたくさん試せたし全部美味しかったです。物価はアイルランドより安くTシャツ2ユーロ〜、ミニワンピ5ユーロ〜から買えました。物によっては日本と同じ位だと思います。
みんな勉強しつつホリデーも楽しむスタイルで、積極的に話してくれました。こっちに来たら遊びに来てねと言ってくれ、実際に韓国人のカップルは学校期間が終わってマルタに行く前に感染が落ち着いている国の友達に会いにドライブ旅行の計画を立てていました。
週に1回はビーチに行っていたのですが、キプロスの海は本当にきれいでした。
治安もよかったです。 友達の家の夕食に招待され一度帰りが23時過ぎになったのですが、キオスクは24時間営業ですし、カフェには友達同士やカップル、女性も結構いました。街灯も20m間隔で立っており明るく、怖いとは感じませんでした。ホストマザーと2人、よく20〜21時頃にアイス食べに行ったりして観光客エリアや海辺をぶらぶら散歩しましたが、みんな同じように散歩してのんびりしていました。
・感想
学校のスタッフから新型コロナでロックダウンが始まる1週間も前に、ロックダウンがあるかもしれないからと入学を夏以降にした方がいいとアドバイスをしてくれ、ちゃんとしている学校だなと安心できました。
実際行ってみてもアットホームで、毎日朝の挨拶の時に名前も呼んでくれて嬉しかったです。一人で週末ニコシア観光しようとバスの時間聞きに行った時は「他に行きたい人いたから紹介するね」と紹介してくれましたし、観光ツアーも今週末はここに行くツアーで人が集まっているけど、あなたは興味ある?と声をかけてくれて本当に親切でした。
新型コロナによる第一波が落ち着いていた中でしたので渡航を決めましたが、渡航2日前にフライトがキャンセルになったり、どこに行くのもフライトのキャンセルが起こり大変でした。チケット手配をお願いした会社は時短営業+土日休業になっており、至急チケットの取り直しが必要でも次の日を待たなければならず少し不便でした。もちろん限られた時間の中で精一杯対応して頂きましたが、英語に自信がある方は自分でチケット取った方がいいかもしれません。
差別があるかもしれない、と少し不安でしたが特になく、逆に親切にしてもらいました。去年からいる日本人は3月頃に1回「中国人だ」と言われた気がするということですが面と向かっての悪口や暴力はなかったようです。
新型コロナの影響でアクティビティや北キプロスへ行けなかったことは残念でしたが、次回また行こうと決めたくらいキプロスが好きになりました。
・アドバイス
キプロスは春と冬前がベストシーズンです。日本の夏が苦手な人はキプロスの夏は辛いかもしれませんが、大丈夫な人はビーチで毎日泳げるし湿気は日本より少ないので楽しめると思います。
麦わら帽子はどこにでも売っていますが、日傘だけは日本で買った方がいいです。私は日本から折り畳み式の日傘を持って行きましたが、海風が強く壊れてしまいました。買い替えようと探しましたが、晴雨兼用はあってもUVカット素材や、UVカット対策はされていない傘しかありませんでした。
キプロスの市内バスは1.5ユーロで(夜間は2.5ユーロ)どこで降りても同じ値段です。定期を買うとすべてのルートで使えるし夜間料金もかからないので、留学期間が長い方は購入をおススメします。(定期購入場所:マイモールのみ。週間・月間で購入可)
ニチアイさんの留学説明会には、留学ってどれくらいお金がかかるの?という段階からお世話になっていました。説明会が地方である際には声をかけて頂き、何年も通ってしまいましたが強引なセールスもなく、留学を急かされることもなく信頼できました。
願書を出す準備段階でも、質問等あれば学校にすぐ確認してくれました。
新型コロナの影響でハプニングが多く、渡航前も渡航後もメールでのやり取りは100通以上になっていたかもしれません。メールは必ず返してくれましたし、決まったことはお互い勘違いがないよう再度確認しながら手続きをしてもらい安心できました。
日本出国2日前や、アイルランド渡航の1週間前にフライトキャンセルされましたが、すぐに学校側と入居日・入校日を調整して頂き、助かりました。
当初キプロスはアイルランドのグリーンリストに入っていたので、隔離2週間がなく入国できるはずだったのですが、私の入国前にリストから外れてしまいました。アイルランドに行くべきか迷って相談した時もキプロスの学校に延長可能かの確認や、アイルランドの学校の状況やオンラインレッスンがあるかを確認して頂き、ギリギリまでアイルランドの学校の申し込みを待っていただきました。
アイルランドに入国後もニチアイツアーを企画してもらいアイルランドを楽しむことができ感謝しています。 コロナが完全に終息し、また留学するときはニチアイさんに頼もうと思います。
ニチアイ Nichiai Ltd
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